「I Love You」KEMURI
SKA PUNK日本代表、KEMURI
中学生のときにSKAを教えてくれた
私にとって重要なバンドなのだ。
この方の声は神がかっていて特別な力がある
初めて聴いた時から心底惚れ込んだのだ。
ソロ活動を始めた際のコピー
「すべての場所をパワースポットにする」
を見た時はあまりの的確な表現に衝撃を受け膝を打ち抜いた。
KEMURIといえば「PMA」「Ato-Ichinen」など
速い曲でモッシュ&ダイブの嵐、ぐちゃぐちゃのフロア
そういうイメージが強いだろう。
そんな方にはゆったり優しいラブソングも最高だよ!
と伝えたい。
ある企画でリハーサル観覧をした時に
聴きたい曲をリクエスト聞いて演奏してくれて
I Love Youをリクエストしてくれた方がいて
その時に初めて生で聴けたのだ。
周りのファンの方も全員目がハートになっていた。
「Long Tall Sally」Little Richard
スコーンと爽快で豪快な歌声が最高
明るくて聴いてる人を元気にしてくれる
大好きなシンガー、リトルリチャード!
Long Tall Sally、邦題「のっぽのサリー」
カバーされている大名曲。
Little Richard - "Long Tall Sally" - from "Don't Knock The Rock" - HQ 1956
初めて聴いたのは
演技にこの曲を使用していたのだ。
なんだこのかっこいい曲は!と調べてたどり着いた。
歌詞の和訳を見ると、
「おじさんが奥さんの目を盗んでサリーという男性と浮気している」
だいたいこんな内容。あとは、
楽しい夜になりそうイエーイ!
だいたいこんな内容。
なにやらとにかく楽しそうなので
内容とかあまり考えないでただ楽しむのがいいと思う。
ビートルズの来日公演の前座で
ザ・ドリフターズがカバーしてる映像もむちゃくちゃ良い。
【ビートルズ来日公演前座】ザ・ドリフターズ のっぽのサリー 1966
「Pull Shapes」The Pipettes
いつでもこの曲を聴いたらうきうき
完全に楽しい気持ちになれる。
最近よく帰宅途中に家に着くまでにあと1曲聴けるな、
よしPull Shapeだ!
と再生して無駄にテンション高く玄関に到着している。
高揚感のあるイントロから
清々しい3人のハーモニー、たまらなくかわいい。
終盤、
"clap your hands if you want some more"
(もっと踊りたいなら、手拍子を打って!)
アコースティックバージョンも楽しそうでとってもかわいい。
ウ〜ワ〜♪のハモリ大好き。
初めて聴いた時は古い曲だと思ったけど
発売は2006年。
60年代頃のポップスに新たらしさを加えて作られたそうだ。
クラブでもっともっと流れてほしいんだけどなー
DJのみなさまよろしくお願いします。
「ホニャララ」SAKEROCK
再結成してほしいバンド、1位。
他の何にも似ていない音楽性で、全くもって掴みどころのないバンド。
私はこのバンドのどこにそれほど惹かれるのか。
いつ考えても答えはわからないままだが、
「ホニャララ」は非常にヘンな曲だ。
何回聞いても毎回「ヘンな曲だなぁ」と思う。
気持ちいい音を打ちまくる源くんのマリンバ、
安心の技術と不安な佇まいの馨くんのベース、
世界一の大地くんのドラム、
センスが爆発する卓史くんの鍵盤(ホニャララの時は脱退してる)、
うまいのかよくわからないハマケンのトロンボーン。
このさらりとした天才たちがホニャララという不思議な曲を演奏すると
鬼のようにかっこいい。
ミュージックビデオも秀逸である。
わけがわからない。
「Sentimental Reasons」Sam Cooke
世界にある褒め言葉を全部混ぜて煮込んだらこのアルバムができると思う。
どうしても1曲選ぶなら、、と絞ったのが
タイトルに書いたSentimental Reasonsだ。
One Night Stand! Live At the Harlem Square Club,1963
なにより圧倒的な歌声。
力強い、パワフル、優しい、明るい、頼もしい、伸びやか、、
褒めようとする言葉を探すといくらでも出てきそうなんだけども、
最高!うん、サムの歌は最高!
曲始めの1,2〜のカウントも楽しいし、
喋っててすっと歌い始めたりするとこも好き。
聴いたきっかけは
THE BAWDIESのROY氏がことあるごとに、それはもうしつこく、
このアルバムをおすすめしていたのだ。
全人類に必ず聴いてほしいと。
そこまで言うなら聴いてみたい…と思いCDを購入。
実際ROY氏の影響でこれを聴いたという人はたくさんいるはず。
彼らのことも今度書こ。
歌声が最高であることの他にも素晴らしいところはたくさん。
冒頭の司会の男性、随所で火を吹くサックス、観客の歓声や悲鳴。
サムが歌い出したら「キャアアァ〜〜〜!」と声をあげる女性とか、
微笑ましくて笑っちゃう。
それからコール&レスポンスや、シンガロングがまた、たいへん。
サムと一緒に歌えることが本気で嬉しいんだなって伝わってくる。
Sam Cooke - Medley (It's All Right/Sentimental Reasons)
特にSentimental Reasonsの
サムがお手本みたいに歌って、観客が続いて歌うところ。
もうほんとにほんとにみんな幸せそうで
夜にヘッドホンで聞いちゃったりするとなんか泣いちゃうんだよな。
熱狂してる会場の様子が目に浮かんできて
あの悲鳴のひとは泣いちゃってるんだろうな、とか
あの声の男性はいつもライブ来てそう、とか
想像がどんどん膨らむからたのしい。
サムの作品を他のものだけ聞いていたら、
ここまでハマらなかったかもしれない。
このライブ盤とスタジオで録音したものとは全然別物だからだ。
ライブでは人が変わったように豪快な歌い手となる。
その声に私は一発で落ちたのだ。
まさに一家に一枚!
聞いたことがないという人は是非一度聞いてみてほしい。
「We Are Golden」MIKA
聞いた瞬間に細胞が踊り出す
特別な魅力で溢れている魔法の曲。
MIKAの「We Are Golden」
さんざん踊ってヘトヘトの朝方
大谷さんの大事そうな曲紹介の後かかったこの曲。
だいぶざっくりだけどこんな内容だった。
「ゲイであることで周りからいろんなことを言われ傷つき
自殺まで考えた時に作った曲で
”We” are goldenと歌ってるんです!
ぼく "たち" はゴールデンだ、と歌うんです!」
そして大谷さんが再生ボタンを押すと
綺麗な声に、さらに綺麗なコーラスが重なった
美しい響きがフロアを満たし
キラキラと星が輝いているように見えたのだ。
(法は犯していないし正気です)
それ以来この曲がかかると
美しい響きとは対照的に猛々しく拳を突き上げる私がいる。
これがかかった時に大地さんが踊り狂うのもすごく好き。
ダイノジさんがきっかけで好きになった曲はたくさんあるので
今後も度々登場する予定だ。
本日もお付き合いありがとうございました。
「この世の果てまで」 the pillows
ライブでこの曲が演奏されると、
わたし、キエーと奇声が出るようになってます。
the pillowsの名曲「この世の果てまで」
the pillows - この世の果てまで (Official Video)
メロディ、詩、演奏、とにかく全部が好きでたまらない。
間奏のギターが悶絶するくらい好きで
ライブでさわおさんと真鍋さんが一心不乱にギターをかき鳴らす姿が
それはもう超絶的かっこよさであるので
いつも瞳孔開きながら見入ってしまう。
私たちに寄り添う歌詞も優しくて大好きだ。
君を苦しめたものすべてをこの世の果てまで投げ捨てに行くと。
ああこれはわたしに言ってくれているんだと
多くのバスターズは勇気をもらっていることと思う。
(ピロウズのファンはバスターズと呼ばれる)
この曲をこの世に生み出してくれたことをいつも感謝しています。
ありがとうございます。
読んでくれた方もありがとうございます。
思ってたより記事にしたい曲がたくさんあって
選ぶのもたのしい。